天然真珠の断面、年輪のような模様が見えます。
養殖真珠は人工的に異物または「核」を貝の内部に挿入します。養殖者が真珠の形成を促進し、真珠は天然のものと同じ過程で形成されます。唯一の違いは偶然に形成が始まるか、故意に始めるかということです。真珠の種類は様々な要因により決定されます。真珠のご購入前に天然真珠と淡水真珠、アコヤガイの真珠、タヒチ産・オーストラリア産の真珠、その他の多様な真珠の違いについて知っていただかなくてはなりません。ある種のものは他のものより貴重であり、貴重なものほど高価になります。 天然真珠
世界中で天然真珠は最も高価で、淡水真珠は値段が下がります。養殖真珠であれば、オーストラリア産が最も高価です。それぞれの種類の真珠は異なる種類の貝によって作られます。様々な貝は世界の異なる場所に異なる気候で生きており、それらの要因が真珠の特徴を生み出します。覚えていただきたい大切なポイントは、天然真珠と養殖真珠の値段は全く違うということ。同じサイズや形、品質でも価格の差は20倍、30倍、40倍になるのです。 クリスタル
天然か養殖かの違いは肉眼で簡単にわかると思いますか?そんなことはありません、専門家でさえも天然真珠と高品質な古い養殖真珠を見間違うこともあるからです。一つ実例を挙げますね、最初、このアンティークの真珠のネックレスはどう見ても天然真珠に見えました。しかし確認のため研究所へ持っていったところ、一つの真珠が養殖真珠だった事がわかりました!(勿論、結果が出た後に購入先に割引をしてもらいました(笑))このように人間の目で見ただけで違いに気づくことはほぼ不可能です。