天然真珠と養殖真珠の変色の度合い
真珠を留める時にほとんどの場合、穴を開けますが、養殖真珠はその穴から核と真珠層の間に大気中のいろいろな物質が浸透して内部から変色が始まり、真珠層がたった0,5mm〜1mmと薄いのですぐに変色してしまうのです!! 真珠
特に肌に直接触れるネックレスでは、肌から分泌される脂肪性物質や化粧品などが、核と真珠層の間に染み込むことで、真珠層の内側に変色が起こり、薄い真珠層をとおしてそれが見えるために、外観が汚くなるのです!
天然真珠は核が無いか非常に小さく、ほとんど全部が真珠層なので、内部からの変色はほとんどあり得ないのです!ルネサンス期の天然真珠のジュエリーが、良い状態で残っているのも珍しいことではないのはその為です。
それに養殖真珠は初期に於いては、貝から取り出して2年間自然乾燥して色が落ち着いてから出荷していたのですが、ある時期から、コ スト削減の為に貝から取り出してすぐに薬品に付けて漂白、あるいは染めて出荷するようになったので、以前の無調色真珠と違い、より早く変色するようになっ てしまったのです。
養殖真珠を売っている店では、漂白や染色をしているのに調色などと言っているのは消費者を馬鹿にしています!本来なら不当表示で問題になることですよ。 沈香 販売
最近はもっと悪質な業者が居て、無調色真珠だから価値があると言って可成り高価な価格で販売している者もいるようですが、無調色というだけで質の悪い出来損ないのような真珠を売っているのです!真面目に無調色の真珠を生産し扱っている業者が気の毒です。
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