“パパ目前”藤本佳則 無欲の単独首位浮上人気ゴルフ用品
愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースで開催されている国内男子ツアー「トップ杯東海クラシック」2日目。3アンダーの5位から出た藤本佳則が単独首位に躍り出た。7バーディ、3ボギーの「68」。通算7アンダーとして後続に1打以上のリードを保って決勝ラウンドに突入する。
「予選を通れるかどうかも分からないくらい」というコースへの苦手意識。それはこの日も、藤本の鼓動を穏やかにした。「いつもやったら、よし!頑張ろう!と思えるけど、そうもいかない。初日、2日目を通じて1回もラウンド中に怒っていない。ホンマに大丈夫か、と思うくらい欲がない」。
グリーンサイドからSWでチップインバーディを決めた序盤2番(パー5)から2連続バーディ。すぐに4番で3パットボギーを叩くなど、チグハグな展開で「いいのと、悪いのがはっきりしている」と不満を口にしたが「これでいいんでしょ。感情が入った時点で(コースに)やられる」。難コースとの向き合い方は、この2日で十分に会得した。
今季初勝利より大きな人生の節目が、刻一刻と近づいている。今年1月に挙式した祐未夫人の第一子出産予定日が数日後に迫った。
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