B・カンバーバッチが“リチャード3世”に!?
シェイクスピア没後400年を記念して英国で放送された「ホロウクラウン シーズン2/嘆きの王冠」5月31日(火)より、オンライン動画配信サービス・Huluにて日本最速配信されることが分かった。
‘12年のロンドンオリンピックを記念して制作されたシーズン1はベン・ウィショー、トム・ヒドルストンなど世界的に人気の英国俳優が歴代の王を演じ、高い評価を得た。シーズン2でもベネディクト・カンバーバッチ、アンドリュー・スコットなど、英国を代表する大人気俳優が歴代の王を演じ、大きな注目を集めた。
今回、シェイクスピアが造形した人物像の中でも、最も残忍な王として描かれたリチャード3世をベネディクト・カンバーバッチが演じる。ラッシュアワー DVDそんなベネディクト・カンバーバッチが演じたリチャード3世の姿を解禁。フランス国王・ルイ11世を演じたアンドリュー・スコット、ヘンリー6世を演じたトム・スターリッジの画像も同時に解禁された。
英国アカデミー賞4冠を獲得し、世界中のメディアが絶賛。 BBCが圧倒的スケールで送る英国の偉大なる王の物語を描いたシェイクスピア戯曲ミニドラマシリーズの新シーズンが日本に上陸する。
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シェイクスピア没後400年を記念し、イギリスで’16年4月に放送されたばかりのドラマシリーズが早くもHuluに登場。
日本でも大人気英国俳優ベネディクト・カンバーバッチがリチャード3世、アンドリュー・スコットがフランスの国王ルイ11世、若手人気俳優トム・スターリッジがヘンリー6世を演じて、注目される本作は「ヘンリー6世(第一部・第二部)」「リチャード3世」と描かれていく。
シーズン1と2で描かれる14世紀末から15世紀末までの約100年の間に英国の王権は、リチャード2世、ヘンリー4世、ヘンリー5世、ヘンリー6世、エドワード4世、リチャード3世と受け継がれる。ルーツ DVD
英国の王権が不安定な時代で、ヨーク派とランカスター派の対立はのちに“薔薇戦争”という形で内戦にまで発展し、フランスの領地をめぐり、フランスとの抗争が絶えない百年戦争時代でもあった。
英国国内で薔薇戦争が発生した時代を描く「ヘンリー6世(第一部・第二部)」でヘンリー6世を演じるのは「パイレーツ・オブ・ロック」で繊細な青年を演じ、注目されたトム・スターリッジ。百年戦争後に荒廃したフランスを統一させることに成功したフランス国王ルイ11世を「SHERLOCK/シャーロック」で、元数学教授の悪党ジェームズ・モリアーティを演じるアンドリュー・スコットが演じている。
ヘンリー6世を崩御させ、薔薇戦争を制して再び王権に返り咲いたヨーク派。王権を握ったのはエドワード4世だったが、ひそかに弟のリチャード3世がその座を狙っていた。
イギリスの歴史上最も残忍な王を描く「リチャード3世」でリチャード3世を演じたベネディクト・カンバーバッチは、すさまじい演技力とその存在感で批評家たちから高く評価されている。繰り返される哀しみの歴史に翻弄(ほんろう)された男たちの美しくもはかない物語だ。
‘15年、英国のレスター大学が「ベネディクト・カンバーバッチがリチャード3世の血縁関係にあたる」と発表。本ドラマで演じる狂気の裏側にある気品あふれる姿は、先祖から代々受け継がれた血によるものかもしれない。
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