「不機嫌な果実」“最悪の裏切り”で最高視聴率更新!
6月3日に放送された、栗山千明主演の金曜ナイトドラマ「不機嫌な果実」(毎週金曜夜11:15-0:15ほかテレビ朝日系)が、平均視聴率8.6%を記録したことが分かった。初回の8.2%を超え、次週の最終話直前に最高記録を更新した。
なお、瞬間最高視聴率は麻也子(栗山)の親友・久美(高梨臨)が航一(稲垣吾郎)の病室にいるところに麻也子が戻り、2人の不倫がバレるシーンで10.0%だった。(数字は全てビデオリサーチ調べ、関東地区)
同ドラマは、既婚者である主人公・麻也子(栗山千明)が情熱的な音楽評論家・通彦(市原隼人)と出会い、“禁断の愛”に溺れていくさまを描く、大人の泥沼ラブストーリー。
これまで、主人公・麻也子役の栗山をはじめ、高梨臨や橋本マナミら美女たち。そして市原、稲垣、そして成宮寛貴ら色気たっぷりのイケメンたちが美ボディーを惜しげもなく披露しラブシーンを演じ、毎回これでもかと濃密な世界に視聴者をいざなってきた。
6月3日の第6話では、麻也子が秋から海外へ留学するという通彦にプロポーズされ、夫・航一に離婚話を切り出す。ところが、航一は「そんな勝手なことは認めない」と一歩も引かず、もみ合いになった弾みで航一が頭部を強打してしまう。
病院で意識を取り戻した航一は「ここはどこ…? あなたは誰…?」と衝撃の言葉を発し、記憶喪失になってしまった。そのまま航一はしばらく入院し、医師が様子を見ることに。
そんな中、部下を見舞いに来たブライダルサロンの社長・早苗(名取裕子)と出会い、「記憶喪失は頭を打ったことが原因ではなく、他に何か強いショックを受けたからかもしれない」と言われた麻也子は、激しく動揺。離婚を切り出したからバチが当たったのだと自分を責め、自暴自棄に…。
麻也子はモヤモヤとした思いを胸に秘めながら、最愛の息子の記憶を取り戻そうと必死な綾子(萬田久子)と共に、終わりの見えない航一の看護を続けることに。そんな麻也子に対し、航一はまるで人が変わったかのように、“純粋で心優しい言動”をするようになる。
自分ではどうしようもないほど、心が揺れる麻也子ヒガンバナ DVD。そんな中、早苗が通彦の母親だったという“思わず身も凍り付くような正体”が発覚し、麻也子の“最後の難敵”として立ちはだかる…というストーリーだった。
そして6月10日(金)の最終話は、夫・航一の記憶喪失が自作自演だった上に、親友の久美と不倫関係にあったことを知った麻也子は、全てを振り切って通彦との愛に走ることを決意。まだ正式に離婚が成立していないにもかかわらず、通彦に誘われ実家にもあいさつに行く。
ところが、何の因果かそこで麻也子たちを待っていたのは、航一の入院先で知り合ったブライダルサロンの社長・早苗だった。早苗は他でもない通彦の母親であり、麻也子が既婚者だと知っている早苗は、当然のごとく息子との結婚に猛反対する。
そんな中、帰宅した麻也子に航一が「卒業証書だよ」と言って、“あるもの”を渡す世界一難しい恋 DVD。そして航一から、麻也子は夫婦がセックスレスになった原因について衝撃的な告白を受ける。
さらに、その航一が今度は何を企んでいるのか、麻也子と通彦の結婚に反対し続ける早苗に接近し、こそこそと密談を始める。一方、麻也子は偶然にも、野村(成宮)と再会を果たし、相変わらず強引な野村に連れられて久美が経営するワインバーを訪れる。ところが、そこで“目を覆わんばかりの修羅場”が繰り広げられ…。
また、不倫三昧だった玲子(橋本)は夫の茂(六角精児)が息子を連れて家を出てしまったことで、喪失感を募らせていた。そんな彼女のブログに、匿名の誹謗中傷コメントが殺到医師たちの恋愛事情 DVD。しかも、玲子は何者かに尾行されてしまう…という、それぞれに大きな展開が待ち受けるストーリーだ。
テレビ朝日の川島誠史プロデューサーは、先日の取材時に「こういうドラマなんで、悲劇的な終わり方はあるにはあると思うんですけれども、“金曜ナイト”っていうので、不倫を扱うことによって、最後は見て良かったって思ってもらいたいし、スカッとこういう終わり方なら良かったって思ってもらいたいので、基本的にはどうしようもないぐちゃぐちゃな終わり方というよりは、ある程度“ハッピーエンド”で終わりたい。
そのハッピーエンドっていろんな人によっていろんな解釈があると思うんですけど、見ている限りにおいては『見ていて良かった!』っていうエンドにはしたいなって思っています」と語っていたが、どんな結末を迎えるのか。
いよいよ終わりが見えた「不機嫌な果実 DVD」たちの物語。果たして彼女たちが最後に見る景色は、川島Pが言うようにハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか、それとも原作のように含みを持たせる最後なのか。
“マディウォーター”を飲んででも、この結末だけはしっかりと見届けたいところだ。
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