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大みそかの前日に悪役のオファー!「ジェシカ・ジョーンズ」出演のデヴィッド・テナントが明かす

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- nasiki @

テレビシリーズ「ドクター・フー」で名をはせたデヴィッド・テナントが、Netflixがマーベルと共に手掛ける実写ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」について語った。

 本作は、過去のトラウマに苦しむ主人公ジェシカ(クリステン・リッター)が、スーパーヒーローとしての活動をやめ、私立探偵事務所を開いて難事件に挑むというもの。デヴィッドは悪役のキルグレイヴ役、テレビシリーズ「ザフォロイング シーズン3」のマイク・コルターがジェシカの夫で黒人ヒーロー、ルーク・ケイジ役に挑戦している。

 本作のクリエイター、メリッサ・ローゼンバーグは、悪役はずっとデヴィッドに決めていたそうだ。「実は、大みそかの前日に今作のオファーがあった。この時期にオファーを受けることはほとんどないが、いきなりマーベル作品の悪役をオファーされた。個人的にマーベルコミックスが好きで、子供の頃はその中でも特に『ハルク』のファンで、あのシリーズは全て読んだ。子供の頃は、マーベル作品が映画化やテレビ化されることを想像し、実際にシリーズ化された『超人ハルク』も当時大好きだった」と答えたデヴィッドにとって、念願の役だったようだ。

 悪役キルグレイヴについて「キルグレイヴは、コミックにも描かれていて、登場したのは60年代のコミック『デアデビル』が最初だ。その当時のキルグレイヴはマーベルの伝統的な悪役の姿で、顔は紫色、ジャンプスーツを着ていて、今回のテレビドラマとは全く違う衣装だった。ただ僕の出演が決まってからは、顔を紫に塗ることはなかったが、個人的にはそうなっても良かった(笑)」と答えた。

 初期のマーベルコミックスは設定において現実離れした部分が多かったが、今回のドラマでは、リアルな現代の題材を扱っていることについて、「今作の製作総指揮はテレビドラマ『HEROES/ヒーローズ』の脚本家ジェフ・ローブが務めている。彼はもともとコミック作品のライターだ。彼はコミックの世界に情熱を持っていて、テレビドラマでコミック作品を描くうえで、何がちゃんと機能するかも理解している。もっともマーベルも、何がコミックからテレビに転換でき、何が転換できないかもこれまで証明してきた。マーベルは、ある程度はコミック作品に忠実だが、忠実すぎて撮影が難しくなるようなことはしない」とバランスを図っていることを語った。同ドラマは、11月20日よりNetflixにて全世界同時配信がスタートした。


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