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嵐・相葉の月9は苦戦、SMAP・木村と東山は14%超! ジャニドラマ年間視聴率ランク

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- nasiki @

2015年は佐藤健主演『天皇の料理番』、阿部寛主演『下町ロケット』(ともにTBS系)の高視聴率が話題になった民放の連続ドラマ。『下町ロケット』は最終回で22.3%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区/以下同)を記録し、15年の民放連ドラ最高記録を更新。一方、ジャニーズタレントが出演したドラマでは、今年もジャニーズの高視聴率男が堂々の1位を獲得した。

■14年に続き木村がトップ! 草なぎの主演作も健闘
 15年の連ドラでジャニーズ内トップだったのは、SMAP・木村拓哉主演の春ドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系)。木村初のテレ朝ドラマ主演作となったが、初回は16.7%と好スタートを切り、一時は12.6%(4話)にまで落ち込んだものの、最終回で19.0%の最高視聴率を記録。全10話の平均は14.7%で“視聴率の帝王”の底力を見せつけた。同じくSMAPメンバーの出演作では、1月期の草なぎ剛主演『銭の戦争』(フジテレビ系)が平均13.3%で3位にランクイン。木村&草なぎ主演作が1、3位を獲得する中、稲垣吾郎が出演した『HEAT』(同)は大爆死。EXILE・AKIRAが主演を務め、稲垣は主人公が働く不動産会社の社長を好演したが、全9話の平均は3.8%で終了。同作はドラマ放送前から映画化が決定していたものの、低視聴率によって映画化プランが白紙になってしまった。

■大活躍だったHey!Say!JUMPメンバーの成績は?
 8月放送の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)でV6とメインパーソナリティを務めるなど、人気・知名度が上昇したHey!Say!JUMP。視聴率トップは中島裕翔が出演し、4位に入った『デート〜恋とはどんなものかしら〜』(フジテレビ系)。主演の杏と相手役の長谷川博己のコミカルなやり取りが人気を博し、平均12.5%を記録。中島の「鷲尾くん」も視聴者に好評で、半年後にはスペシャルドラマとして復活を遂げた。また、10月期に放送された新垣結衣主演の『掟上今日子の備忘録 DVD』(日本テレビ系)には有岡大貴が出演しており、平均9.7%で8位にランクイン。多部未華子主演で関ジャニ∞・大倉忠義とHey!Say!JUMP・八乙女光が出演した『ドS刑事』(同)は10位で、平均は9.3%。メンバー内で最も低視聴率だったのは、伊野尾慧が出演した『戦う!書店ガール』(フジテレビ系)。稲森いずみとAKB48・渡辺麻友のW主演作だったが、全話平均は4.7%で16位という結果だった。

■山下智久、若手のSexy Zone、Kis‐My‐Ft2メンバーも活躍
 14年、“六本木スマホ窃盗事件”でお騒がせした山下智久は、春ドラマ『アルジャーノンに花束を』(TBS系)で知的障害のある主人公を演じ、秋にも石原さとみ主演『5→9 〜私に恋したお坊さん〜』(フジテレビ系)に出演。『5→9』は平均11.7%で6位、主演作の『アルジャーノンに花束を』は8.5%で12位となった。

 Kis‐My‐Ft2は玉森が『銭の戦争』に出演したほか、10月期の『青春探偵ハルヤ』(日本テレビ系)で主演を務めた。ドラマ自体は10話だったが、最終回の前週(12月17日)には『スカッと解決!「青春探偵ハルヤ」聖夜の最終話直前スペシャル』と題したダイジェスト版を放送し、全11回で平均4.1%を記録。17日の放送を除いた全10話の平均は4.3%だった。また、北山宏光が出演した松坂桃李主演『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系)は平均8.8%(11位)で終了。

 そのほか、午後8〜10時台以外のドラマを見てみると、ジャニーズJr.の岸優太が鈴木梨央とW主演を務めた深夜ドラマ『お兄ちゃん、ガチャ』(日本テレビ系)は2.8%で19位に。そして、ジャニタレ出演ドラマ最下位はA.B.C‐Z・戸塚祥太が出演した“昼ドラ”『癒し屋キリコの約束』(フジテレビ系)で、全40回の平均は2.4%だった。A.B.C‐Zは14年もメンバー5人が出演した深夜ドラマ『魔法★男子チェリーズ』(テレビ東京系)が0.8%で最下位となっていただけに、16年の躍進に期待したいところだ。

■ジャニタレ出演作が減少傾向に
 14年のジャニタレ出演ドラマは30本を超えていたが、15年は前年より10本以上も減少。音楽セールスではジャニーズ内トップの嵐メンバー出演作でも、相葉雅紀主演『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)のみで、視聴率は平均12.5%(4位)だった。さらに、1月期は沢村一樹主演『DOCTORS 3 最強の名医』(テレビ朝日系)、4月期は『天皇の料理番』、7月期が杏主演『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)、10月期は『下町ロケット DVD』がいずれも平均トップで、ジャニタレ主演の作品は首位の座を逃している。果たして16年はジャニタレ出演作から大ヒットが誕生するだろうか?

【2015年ジャニタレ出演ドラマ(民放)平均視聴率ランキング】
※◎=ジャニタレ主演

◎1位『アイムホーム』(テレビ朝日系)14.7% SMAP・木村拓哉
 2位『○○妻』(日本テレビ系)14.3% 少年隊・東山紀之
◎3位『銭の戦争』(フジテレビ系)13.3% SMAP・草なぎ剛、Kis‐My‐Ft2・玉森裕太、ジャニーズJr.高田翔
 4位『デート〜恋とはどんなものかしら〜』(フジテレビ系)12.5% Hey!Say!JUMP・中島裕翔
◎4位『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)12.5% 嵐・相葉雅紀、ジャニーズWEST・藤井流星
 6位『5→9 〜私に恋したお坊さん DVD〜』(フジテレビ系)11.7% 山下智久、ジャニーズJr.長妻怜央
◎7位『ウロボロス〜この愛こそ、正義〜』(TBS系)10.4% 生田斗真(小栗旬とのW主演)
 8位『掟上今日子の備忘録』(日本テレビ系)9.7% Hey!Say!JUMP・有岡大貴
◎9位『刑事7人』(テレビ朝日系)9.5% 少年隊・東山紀之
 10位『ドS刑事』(日本テレビ系)9.3% 関ジャニ∞・大倉忠義、Hey!Say!JUMP・八乙女光
 11位『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系)8.8% Kis‐My‐Ft2・北山宏光、ジャニーズJr.高田翔
◎12位『アルジャーノンに花束を』(TBS系)8.5% 山下智久、Sexy Zone・菊池風磨
◎13位『セカンド・ラブ』(テレビ朝日系)7.1% KAT-TUN・亀梨和也
◎14位『サムライせんせい』(テレビ朝日系)6.7% 関ジャニ∞・錦戸亮、ジャニーズWEST・藤井流星
 15位『リスクの神様』(フジテレビ系)5.0% V6・森田剛
 16位『戦う!書店ガール』(フジテレビ系)4.7% Hey!Say!JUMP・伊野尾慧
◎17位『青春探偵ハルヤ』(日本テレビ系)4.1% Kis‐My‐Ft2・玉森裕太、ジャニーズJr.高田翔
 18位『HEAT』(フジテレビ系)3.8% SMAP・稲垣吾郎
◎19位『お兄ちゃん、ガチャ』(日本テレビ系)2.8% ジャニーズJr.岸優太ほか(鈴木梨央とのW主演)
 20位『癒し屋キリコの約束』(フジテレビ系)2.4% A.B.C‐Z・戸塚祥太

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第二位以下を四捨五入。1話限りのゲスト出演や端役での出演、『新・警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)などシリーズもののドラマは除く。


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