グリーンを右の例のように A、B、C、D などと 幾つかのセクションに分けて、今日のピンの位置はA であるなどといったスタイルで表示するものもある。
　　
　　そのようなピン・シートでは、大まかなピンまでの距離しか知ることが出来ないが、例えば、A にピンがあって、グリーンの長さが 36 ヤードであれば、x hot ドライバー ピンまでの距離は、グリーン・センターより 9 ヤードほど奥にあるという計算でプレーをすることになるだろう。いずれにしても、グリーンの長さ/奥行きの情報は ピンまでの正確な距離を知る上で 重要な情報ということになる。
　　
　　グリーンの奥行きが 50ヤードのグリーンであれば、ピンはグリーン・センターより 20ヤード以上も奥にあることもあり得るからである。なお、テーラーメイド R1 ドライバー詳細な ピン・シートではなく、大まかなピン・ポジションの表示 （例えば、ピンの旗の色で 赤は手前、白は中央、青は奥などの表示） しかないゴルフ場が少なくないのも現状だ。一方、ヤード杭は 100ヤード、150ヤード、200ヤードにあるのが 一般的だが、ツー・グリーンのコースでは、左右にそれぞれ違ったグリーンまでのヤード杭があるものだ。
　　
　　また、ワン・グリーンのコースでも片側にしかヤード 杭のないコースは 少なくなく、そのような場合は、ドッグ・レッグのホールでは 正確な距離が分からなくなってしまうと言うことになる。