炭鉱文化歌い継ぎ68年 田川合唱団2年ぶり演奏会 [福岡県]
筑豊地区で最も歴史がある市民合唱団「田川合唱団」が29日午後2時から、添田町庄のオークホールで2年ぶりの演奏会(西日本新聞社など後援)を開く。炭鉱の職場合唱団として誕生し、炭鉱文化を歌い継いで68年。植高秀司代表(67)=糸田町=は「心を込めたステージにしたい。2年後の創立70周年ではOB、OGの皆さんとともに歌いたい」と語る。
38回目の演奏会となる今回は4部構成で計21曲を披露する。1部はさだまさしさん作詞作曲の「北の国から DVD」「秋桜」「関白宣言」などで構成する混声合唱曲集、2部は混声合唱組曲「この地上」、3部はオペラ合唱曲集、4部は世界の名歌。ピアニストの山田珠貴さんと渡辺美沙さんが伴奏する。
合唱団は1947年5月、旧三井田川鉱業所の職場合唱団「三井田川ヴォーカルフォア」として誕生した。49年、福岡市から常任指揮者として田中凡平さん(2008年死去)を招き「三井田川混声合唱団」に改称して本格的に活動。51、55、56年には全日本合唱コンクールで4位に入った。炭鉱閉山前の63年に市民合唱団「田川合唱団」になった。
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