『君を憶えてる』パク・ポゴム“涙の約束”ソ・イングクとハッピーエンド願う
KBS第2の月火ドラマ『君を憶えてる DVD』第15話では、イ・ミン(パク・ポゴム)がイ・ヒョン(ソ・イングク)の前でこれ以上殺人をしないと約束する姿が描かれた。先立ってイ・ジュニョン(チェ・ウォニョン)はイ・ミンに「君たち二人がまた会ったことが本当にいいことなのかな?君の兄の表情をよく見なさい。君と会って幸せなのか。君たち二人は似ていたように見えるけどとても違う。君がしてきたことを君の兄が受け止められるのか?君たち二人の未来にハッピーエンドが可能なのか?」と言ってイ・ミンの心をまた傷つけた。
それからイ・ヒョンとイ・ミンはある席で向い合った。そしてイ・ヒョンはイ・ミンの前で、イ・ミンが送った死体のない殺人の痕跡が収められたカードを見せ「前もって知っていたら止めただろう。このカードが何なのか言ってくれないか」と訊いた。これにイ・ミンは「今になって憶えていることはない」と言ってイ・ヒョンの顔を眺めた。先立ってイ・ジュニョンが言った「君たち二人の未来にハッピーエンドが可能なのか」という言葉を思い浮かべた。
イ・ミンはイ・ヒョンに「これから人を殺さないよ。兄さんがそう言うならそうする。これでハッピーエンドが可能なのか?」と訊き、イ・ヒョンに心の中で「おまえがしでかした過去の痕跡はどうすればいいのか」と思いながら苦い顔をした。そんなイ・ヒョンのの表情を読んだイ・ミンは「やっぱりだめなの?」と聞き返し、これにイ・ヒョンは「なるようにしなくちゃ」と言いながらうっすらとほほ笑んだ。
イ・ミンは20年間、兄イ・ヒョンが自分を捨てたという誤解の中で兄に向けた憎しみでいっぱいになり、兄を思い浮かべながら繰り返し殺人を犯してきた。だがイ・ヒョンが自分を捨てなかったという事実を後で知り、また自分に少しずつ近付いてくるイ・ヒョンの温かみのある姿からイ・ミンも幸せを感じ始めた。この日、イ・ヒョンの前で涙ぐみながらした約束が彼をより痛ましく感じさせた。
TrackBacks
TrackBack URL : http://izunotabi.jp/modules/wordpress/wp-trackback.php/788
この投稿には、まだコメントが付いていません