米国男子ツアー「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」の最終日、８アンダー24位で出た松山英樹が、１イーグル、３バーディの「66」でラウンド。スコアを５つ伸ばして通算13アンダーでホールアウトした。16番パー５は２日目、３日目に続き３日連続となるイーグルを奪取。松山がホールアウトした時点で、首位とは４打差の４位タイとなった。６アンダー42位タイで出た石川遼は、前半２ボギーと苦しいスタート。しかし、後半２つのバーディでスコアを戻すと、15番から最終18番まで上がり４連続バーディで一気にスコアを伸ばし、通算10アンダーとした。

それぞれ２位と３位から出たスコット・ヘンド（オーストラリア）とアンジェロ・キュー（フィリピン）がともに通算13アンダーまで伸ばし、首位に並んでホールアウト。ツアー初優勝をかけたプレーオフは、１ホール目をボギーとしたキューに対してヘンドがパーに抑えて決着。アジアンツアー５勝の41歳が、初の欧州共催タイトルを手にした。

キューはラスト７ホールで４バーディを奪うスパートでプレーオフの権利をつかんだが、１ホール目でグリーンを外すと、アプローチミスも重ねて、優勝に手が届かなかった。

通算11アンダーの３位にケビン・フェラン（アイルランド）。通算10アンダーの４位にマーク・フォスター（イングランド）。単独首位スタートのマーカス・フレイザー（オーストラリア）は「72」と崩れ、アーニー・エルス（南アフリカ）らと並び通算９アンダーの５位に沈んだ。

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