apex proアイアンで初優勝を引き寄せた2度のチップイン
う笑そ顔で気丈に語った藤田の頬には、涙の跡が残っていた。この日、最終組でスタートした渡邉は、スタートホールのティショットを右サイドの池に入れてボギー発進。不穏な立ち上がりとなるも、apex proアイアン7番、9番で2つのバーディを奪ってサンデーバックナインを迎えた。前日に語っていた、長く苦しみ続けてきたパターのイップスは嘘のように6つのバーディを量産した藤田だったが、この日は渡邉の気迫の前に屈した。「良いゴルフにはなってきているので悔しいですけどね」。藤田に13番でバーディを奪われた時点で最大5打差のリードを許したが、終盤の藤田の失速と、渡邉の猛チャージで1打差に迫り、最終ホールを迎えた。
グリーンサイドで同期の比嘉真美子、福田真未らに見守られながら、笑顔はじける瞬間だった。「後半でこんなゴルフをしていたら勝てないですね。相手がイーグルでしたから、もう笑うしかなかった。自分も返しのゼクシオ ドライバー8アプローチは入れてやろうという気持ちで打ちましたが、ライも悪くていい結果にはなりませんでした」。
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