初日出遅れは計算内? 巻き返しの男・遼X2 hot アイアン 評価
テキサス州にあるコロニアルCCで開幕した米国ツアー「クラウンプラザインビテーショナル」の初日、2バーディ4ボギーの「72」(パー70)の石川遼は2オーバー、82位タイのスタート。だが、「2オーバーだけど、ヨシだと思っている」と心境を明かした。
12時すぎに第1ラウンドをスタートした石川は、7番までに1アンダーとスコアを伸ばしたが、8番以降3つのボギーを献上してずるずると後退。「データ的には初日がウィークポイントだと思う」と、最近の出遅れ傾向を反映したこの日の結果を素直に認めた。
それでも、石川にとってこのスコアは「最悪の一歩手前」と決して下を向くものではないという。「初日に関しては、他の選手よりも自分に甘いと思います。初日と2日目を1つのまとまりと考えているので、予選を30位以内で通れば優勝もまだまだ見えるし、明日3つでも伸ばせればその数字も見えてくるので、そういう意味では全然いい」と、18ホールを終えた時点での順位はそこまで気にしていないという。
確かに、先週の「HPバイロン・ネルソン選手権」では2日目に「68」で浮上を果たし、その前の「RBCヘリテージ」では、初日の「77」も残り3日間で「68」「67」「69」と巻き返した。
「特に後半になってショットがぶれてきたけど、我慢して、我慢して…」とこの日のラウンドを振り返ったが、“苦手の初日”と考えればうまく乗り越えたとも受けとれる。「逆にここからの3日間は自信を持ってやろうと思います」という石川の変貌に期待だ。
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