今季からともにレギュラーツアーのメンバーとして挑戦を続けてきた仲間との時間を振り返り「激安ゴルフ用品で練習ラウンドを毎週のように一緒に回っていて、英樹から学ぶものがありました。ヤマハ X Z CAVITY技術は解説者ではないので上手く伝えられませんが向上心が強い。一方自分はここ半年でその場凌ぎのスケールの小さいゴルフをしてしまいました。無意識です。それを気づかせてくれたのは英樹です」と強い刺激を受けてきたことを明かし、初勝利を称賛した。
　　単独首位からスタートしたステーシー・ルイスが６バーディ、１ボギー「67」と伸ばし、２位に６打差をつける通算16アンダーで圧勝。今季２勝目、一昨年に続く大会２勝目を飾った。一方のナは右ラフから４オン。夢の１つに掲げる“PGAツアー優勝”は、松山自身がこのパーパットを沈めて自らの手で掴み取った。両手を挙げてテーラーメイドスピードブレード SpeedBladeガッツポーズを見せた松山は、進藤キャディと抱き合ってツアー初優勝を喜んだ。世界ランキング２位につけていたルイスは、この優勝により同１位の朴仁妃を抜き、昨年４月以来59週間ぶりに世界ナンバーワンの座に返り咲いた。通算10アンダーの２位にクリスティナ・キム。