APEX PROアイアンで自分はショットに集中する
「本当は兄妹3人で揃って出たかったんですよね。っていうか聖志とは一緒に九州オープンに出る予定だったのに」。その表情は悔しさというより、「全米オープン」と同じパインハーストAPEX PROアイアンコースで翌週に開催される「全米女子オープン」に妹の宮里藍が出場することもあり、自分1人が取り残された寂しさがにじみ出ていた。遅いスタートだったので雨が強くなったのはきつかったですね。自分が最終組で、後ろからトップスタートの聖志が追いついてきて。「月曜は一発勝負でしたが、今週は4日間あるのでじっくりいきたいですね」。明日から始まる上位4枠をかけた争いに向けて、気持ちと照準を切り替えていた。1人で回っているのもあって、すごくいい感じに見えたんですよね」。
今週宮里のバッグを担ぐのは、藤田寛之の元エースキャディ・梅原敦氏。「組むのは初めてですけど、同じ組で何度も714 MB アイアンでラウンドしていますし、自分の飛距離とかも把握しているので安心しています。風とかコースの情報は彼に任せて、自分はショットに集中するだけです」。昨季最終戦ではプロ転向11年目でツアー初優勝を果たし、今季は国内初戦も制した宮里。今週は兄と妹からも刺激を受け、初の海外メジャー出場権を狙う。
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