Windows 8/8.1では別アプリとして提供
「ブックマーク(お気に入り)」だけでなく履歴や拡張機能も同期可能だ。 Chromeの場合は、スマートフォンやタブレットのAndroidでほぼ標準のWebブラウザーであり、iPhone/iPad用のiOS版もあるので、マルチデバイス対応という点でもEdgeより利便性が高いkingbestsoft
。一方、Windows 10 Mobile搭載のWindowsスマートフォンとの組み合わせなら、Edgeに軍配が上がる。Edgeから「Cortana」を呼び出せる Edgeでは、Webページでのマウスの右クリックメニューに「Cortanaに質問」という項目が現れる。Cortanaは、iPhoneの「Siri」と同じ位置づけのパーソナルアシスタント機能だ。Edgeから利用する場合、音声での対応はないが、Cortanaによるアシストでの検索結果が表示される。
一方、Chromeにはグーグルのパーソナルアシスタント機能「Google Now」がある。いずれにせよ、これらの機能は発展途上なので、現時点での判断は避けたい。 Cortana以外でのWindows 10での機能連携としては、Edgeの「共有」ボタンから利用できる「メール」や「OneNote」ぐらいだ。「共有」で「メール」を選べば、表示中のWebページのタイトルやURLを簡単に送信できる。ただし、ほかのメールソフトを「既定のアプリ」に設定していても、「共有」で起動するのは標準の「メール」アプリになってしまう。OneNoteについては後述する。「リーディングリスト」機能を備える 「リーディングリスト」は、後で読みたいと思ったWebページを保存するための機能。
Windows 8/8.1では別アプリとして提供されていたが、EdgeではWebブラウザー単体でこの機能を備える。ただ、現時点でオフラインでの閲覧に対応していないので、機能的には「お気に入り」と大差ない。繰り返し利用するWebページが「お気に入り」、読み物ページが「リーディングリスト」という使い分けだ。Chromeにはない機能だが、定番の拡張機能「Pocket」などを組み込めば、Chromeでも同等以上の使い勝手を実現できる。 Edgeの「読み取りビュー」は、ブログやニュース系Webページを、記事本体のテキストと画像だけの表示にする。Chromeの場合、「Clearly」などの拡張機能で同様の表示にできる。「Webノート」が便利ならEdgeを使う Edgeの概要が発表されたとき、最も大きく取り上げられていたのが「Webノート」機能だ。表示しているWebページを画像化し、タッチ操作やマウスポインターのドラッグ操作で書き込みやコメント入力を可能にする(図5)。書き込まれたWebページはURL情報付きの画像として、「お気に入り」や「リーディングリスト」「OneNote」に保存したり、画像だけをメール添付で送信したりできる。Edgeの「Webノート」画面例。表示中のWebページに手書きし、画像データとして保存できる
OneNoteは、さまざまな種類のデジタルデータを保存できる、マイクロソフトのマルチデバイス対応アプリ。Webページにメモ書きしてOneNoteにストックできるのは便利そうだ。しかし、保存されるのは画像化したJPEGファイルとURL情報、ページタイトルの文字だけなので、OCR機能を組み合わせない限り、Webページ中の文字列は検索できない。また、人気のWebサービス「Evernote」と競合する位置づけなので、Evernoteユーザーは二の足を踏みそうだkingbestsoft
。 以上をまとめると、Webノートに魅力を感じる、OneNoteを活用したい、あるいはWindowsスマホを導入するという使い方なら、積極的にEdgeを選ぶ価値があるというのが、現時点での“正解”なのだろう。Windows10は、なぜこのような事をするのか。 ( 政界 ) - 平和へのブログ 過去から未来へ!
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