“韓流スター”として、初めて日本NHK紅白歌合戦のステージに立つイ?ビョンホンが、去る29日深夜、ソウル木洞で本紙との単独インタビューを行った。

「今回NHKへの出演は、悩んだ末に出した結論で、後悔はありません」と初めて本音を見せた彼は、「NHK紅白歌合戦出演に応じた理由は、最も近くて最も遠い国と思われてきた両国が、ドラマを媒体にどんどん近くなってきており、このムードを今後もつなげていきたいという願いです」と明らかにした。彼はまた、「来年が日韓国交正常化40周年であるので、この席でお祝いの言葉を述べるつもりです」と付け加えた。 太陽の末裔 dvd box

イ?ビョンホンは、31日午後10時半頃に放送されるNHK紅白歌合戦第2部のステージで、NHK側の用意したスクリプトではなく、自分で直接原稿を書きたいという型破りな提案をし、NHK側はこれを受け入れた。

イ?ビョンホンは、「この日、僕に与えられた時間は3分だけど、実際に話せる時間は2分弱です」「言いたいことが変わるかもしれないけど、両国の和合を強調しつつ、映像文化の活発な交流を願うつもり」とも語った。

巷で噂となっているヨン様とチェ?ジウの出演交渉失敗については、「韓流ブームを起こした『冬のソナタ』のスターたちが出演できたらもっとよかったのですが、残念です」「今、映画『ピノキオ dvd box』の撮影で一日2〜3時間くらいしか眠れないのですが、何とか時間を作りました」と語った。

また彼は「31日の紅白歌合戦での場が、韓日両国の外交メッセンジャーとして語らう場である分、プレッシャーを感じます。

しかし、どの政治家や外交官もなしえなかった韓日両国の政治的距離を、韓国の映像文化が縮めたのです。これを記念するための出演なので、大きな自負心も感じています」と話した。

最後に彼は「僕は自分が韓国人であることを誇らしく思っていますし、今回のステージでもこんな自分の考えを、俳優の立場で明快かつ謙虚に伝えますので、見守ってください」と頼んだ。

現在、映画『甘い人生』の撮影中であるイ?ビョンホンは、NHKへの出演のため、30日午前10時20分に出国し、1月1日午後便で帰国する予定。

彼は今回の日本訪問で、NHK以外のイベントには一切参加しない。