EDの改善方法として多く用いられるのが投薬による治療です
EDの改善方法として多く用いられるのが投薬による治療です。
内服薬としてよく知られているのがバイアグラやレビトラなどの西洋生まれの薬剤と、昔から使われてきた伝統ある漢方薬です。バイアグラなどは後程詳しく説明するとして、ここでは漢方薬について少し取り上げましょう。漢方薬は効果のあるもの、ないものの差が激しく、当たり外れがあります。しかし心疾患などの他の薬剤との相性の悪いバイアグラを服用できない人には有効です。八味地黄丸、柴胡加竜牡蛎湯、牛車腎気丸などが有名です。
投薬の中でも心因性勃起障害に関しては、それに応じた薬剤(精神安定剤など)が処方されます。基本的には医師の診断に応じて処方される薬が異なりますから、バイアグラを使えば何とかなるんじゃないか?といった考え方はやめたほうが良いかもしれません。
▼投薬治療に関する注意点
薬を飲んだだけでは勃起しない
イメージとしてはED治療薬を飲んだとたんに陰茎が大きくなり、数時間はその状態が保たれると考えるかもしれませんが、それはまちがいです。勃起させるためには通常の勃起と同様に、性的な刺激が必要です。あくまで薬剤は勃起を助けるものです。射精したら勃起は収まります。これは生理現象と一緒ですね。なので、もし自分の陰茎が「暴れん棒」のようになってしまうことを不安に思っているなら、それは杞憂というものとご理解ください。
精力増強剤ではない
ED治療薬は医師の処方が必要な薬です。アダルトショップで売っている媚薬ではありません。飲んだからと言って淫靡な気持ちになるわけではないですね。それと感度が上がるわけでもありません。あくまで陰茎に対し、勃起に必要な血液量を確保させるための薬剤ですから、そこに性欲を増強させる効果などないことはお分かりになると思います。
血圧降下剤と併用不可
黒蟻王ED治療薬には血管を広げる働きがあるものが多く、心臓病などの治療に使われる硝酸剤とは併用できません。相乗効果で血管が広がりすぎてしまい、心臓が危険な状態になることがあるからです。飲み薬だけでなく、貼り薬もダメですし、吸入剤もダメです。血管にかかわる病気になったことがあり、今は治っているという方も血管の強度に問題があるケースがありますので服用は控えたほうが良いでしょう。
過剰な効果を期待しない
ED治療薬が効かないからと言って服用量を増やしても効き目がでないことが多々ありますし、医師の処方を無視することは身体にとってリスクが高いです。 最強媚薬効き目には個人差があり、体調も大きくかかわってきますから焦らず、正しい分量を服用しましょう。性的興奮や刺激を与えながら、じっくりと効果が表れるのをまちましょう。