大瀬祭りのメインはなんと言っても「勇み踊り」です。

お神酒や干物をいただいているうちに大瀬浜の舞台では、
勇み踊りが始まりました。

大人も子供も上手に踊ります。

前列はちびっ子です。
この日のためにずいぶん練習したんでしょうかとても上手ですね。

大瀬祭りは朝の祭りです。
8時ごろから大漁祈願の漁船や勇み踊りの若い衆を乗せた漁船、それから観光客もやってきます。

一年に一度のお祭りの日大瀬浜では大瀬浜商業組合による、大振る舞いが行われます。
今年から大瀬浜の実行委員会のはっぴが今年から新しいデザインに、以前のものよりかっこよくなりました。

こちらはお神酒と甘酒の無料サービスをしてくださっています。

こっちは干物とかに汁の無料サービス

つきたてのお持ちで大福を作ってくれます。これももちろん無料です。

大瀬神社は本当の名前を引手力命神社（ひきてちからのみことじんじゃ、ひきたぢからのみことじんじゃ）
といいます。

天手力雄命を山の神様とするのに対して引手力命は、海の神様と言われるそうですが、
全国的のもこの神様を祭っている神社は少ないのだそうで、霊験あらたかです。

大瀬神社のお社は大きくは無いのですがそこここに彫り物が施され大変豪華なつくりで
歴史を感じます。

境内では太鼓の披露をしておりました。

大瀬祭りに行ったら、これを買ってこなくっちゃね
鯛の形の干菓子です。これを笹に付けて売っています。お参り後には
こんな格好でふらふら勇み踊り見物と行きましょう。

4月4日は毎年大瀬神社の大祭です。
駿河湾の奇祭といわれるこの祭りは、沼津市の海の男たちの大量祈願の祭りで、
昨今、お祭りの日取りを週末にずらす神社が多い中、平日でも決まった4月4日に必ず行われます。

祭りは、杉の葉と紅白の幕や大漁旗でお化粧した漁船に、
地域の若い衆が赤やピンクの色とりどりの女物の襦袢を着込み、
顔に白いドーランと思い思いの隈取を書いて、乗り込みます。

朝の8時ごろから続々と大瀬神社前の港でぐるぐると船を回しながら、
「ちゃんちゃらおかし」と囃子ながら日の丸扇子を振って踊ります。

船から乗り出して踊るので、勢いあまって海上へ落ちるものも出るほどの勢いです。