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ウィニングパットは2時間前!?マークセン本人も驚いた逆転V

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◇国内男子◇SMBCシンガポールオープン 最終日(22日)◇セントーサGCセラポンC(シンガポール)◇7398yd(パー71)

最終組の9組前で、2時間近く先にホールアウトしたプラヤド・マークセン(タイ)が、上位の足踏みにも助けられて、あれよあれよという間に首位に浮上。「テレビを見ていたら、途中で単独トップになってビックリした」という、本人も驚く逆転劇で今季国内ツアー開幕戦を制覇した。

最終日は5バーディ、1ボギーの「67」。最終ホールをバーディで締め、この日のプレーに満足したのか、後続組を待つ2時間は「テレビを観たり、タイの友達と話をしたり…」とリラックス。プレーオフに備えた練習は「まったく考えなかった。もしラッキーなら優勝できると思っていた」と破顔した。

今月末で51歳。今大会も今年が51回目で、同じだけの年月を重ねてきたことになる。昨年は国内シニアツアーの賞金王に輝いて、国内のレギュラーツアーでの優勝も2年ぶり。まだまだ、若者には負けていない。

「早く寝て、健康的な食事をして、たばこを吸わず、アルコールも飲まない。ゴルフは変わらずフェアウェイに打って、パットをできるだけ決めること」と、シンプルな思考と生活が鉄人の活躍を支えているgolfoffjp.com

今年は米国チャンピオンズツアーの予選会にも挑戦予定。「最近の若い選手は、飛ばすことばかり考えて激しいゴルフをやっている。それだとケガをしてしまうので、経験を積んでいくことが大事」と、次々に現れる若手たちへの助言も忘れない。


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